母現る
9.27〜28は実家の母が遊びに来ていた。
久しぶりに素敵なカフェで小布施のモンブランを食べてコーヒーを飲みながら、他愛もない話で盛り上がった。
母は65歳になり、年金をもらう歳になったことを嘆いていた。
「私ももう高齢者よ。あんまり心配かけないでちょうだいよ。」と。
そんなこというならもう少し落ち着いた格好したらいいのに。
家にあるアクセサリーが勿体無いからと、これでもかとネックレスだのブレスレットだのイヤリングだのヘアピンだのつけてやってきた。そういう問題じゃないだろ。
だけど、朝ごはんに出した大きめのトマトを食べるのを躊躇していて、半分に切ってあげたときは(あぁ、トマト食べにくかったんだなー。気を利かして最初から半分にしてあげればよかったな)と後悔した。
そんなふうにいつまでも元気だと思っていた母が少しずつ老いてくる。
当たり前のことだし、自然に受け入れていくべきことなのかもしれないが、いつまでも元気でいてほしいと誰もが思うのだろう。
私も例外なくそう思った。
夫にヤマダ電機でイヤホンを買ってもらった母は、帰りの電車でるんるんでYouTubeで音楽を聴きながら帰路に着いたことだろう。
「スマホも頑張ってついていかないと知らないよー。いつまでもCDでいいの?!」
と強く私に言われたので火がついたらしい。
YouTubeを使いこなし、レンタカーもようやくCDではなく、 BluetoothでYouTubeを聞けるようになったと威張っていた。
母よ。教えてあげるから時代の波について行け笑
とても楽しかったのに、疲れが出て3日ほど寝込んでしまった。また明日から整えていこう。
おやすみなさい。良い夢を。